【海外】子供の教育移住先について考えてみた【候補地3カ国】

子供の教育ってどうしたらいいんだろう?
教育移住って最近よく聞くけど、どこがおすすめなんだろう?

私は就学前に教育を目的とした海外移住をしたいと思っている、1児の母親です。
今回は私が海外移住をしようと思っている理由や現在に候補地についてまとめました。
目次
何で海外に教育移住するのか
①日本の先行きが不安だから
日本の経済は長らく停滞していて、つい最近株価がバブルのころの水準に戻った!とニュースになっていました。それってどういうことでしょう?
残念ながら、株価という面で見ると経済はずっと成長していなかったとことです。
よく「失われた20年」とか言いますが、そんなことを言い出してから10年はたっています。
その30年でアメリカの株式は10倍になっています。

そして高齢化も大きな問題となっています。
先進国の中で日本の高齢者率は著しく、これからもどんどん高齢化していくでしょう。
その中で子供の未来に明るさが見えない、というのが理由です。
②日本の教育システムなどに疑問を持っているから
日本は「同調圧力が強い」とよくいいますが、「みんなと同じがいい」、「一度始めたらやめてはいけない」、「苦しくても我慢するのが美徳」、「個性を伸ばすよりみんなと同じことができるようにする」、「スペシャリストよりジェネラリストに」、このようなことろに昔から不信感がありました。
「ちょっとやってみてつまらなかったらすぐやめて、また次のことをした方が自分に合っているものが見つかるのに、どうして何やっても続かない落ちこぼれのように思われるんだろう?」となどと思いながら大人になるまで生きてきたけど、マレーシアで子育てをしている野本 響子さんの著書【日本人は「やめる練習」がたりてない (集英社新書) 】を読んだとき「どうやらこれは日本独特の文化のようだ!」と目から鱗が落ちました!
トライ&エラーは成功の秘訣なのに…。
私が昔から思っていた違和感や、こうだったらいいのに、が詰まっていて首がもげるほどうなずきながら読みました。
日本での環境に少しでも違和感を覚えている人、つい頑張りすぎてしまう人、つらいのにやめ方がわからない人、教育移住や海外生活に興味のある人、いろんな人にぜひ読んでみてもらいたいです。
③「多様性が当たり前に育ってほしい」から
多様なことが当たり前、様々なエスニシティがあって当たり前な環境で育ってほしいのです。
日本にいると日本人の見た目っていうのはこういうもんだ、日本人の常識はこういうものだ、ってあると思うんです。もちろんいいところもあって、それが暗黙の了解になっていて日本の住みやすさにもつながっていると思います。
しかし、私が理想としているマレーシアやシンガポールではマレー系、中華系、インド系と色んな人種が混在しています。
以前話題になったこちらのtweetを見てください。
子供には後者の考え方をしてほしいのです。
子供をインターに入れて、思ったこと
— ムーチョ #家族で海外移住 #一時帰国中 🇲🇾マレーシア (@mucho) December 26, 2017
日本の学校「差別はいけません。みんな同じ人間なのです」
インター「差別はいけません。みんな違う人間なのです」
同じこと言うのにアプローチが全然違う
海外教育移住 候補の国
ここからはビザの条件や物価を鑑みて現在考えている候補地を紹介します。
マレーシア クアラルンプール

前述の多様性の観点からも第一希望はマレーシアです。私は英語がペラペラになってほしいから海外で育てたいわけではないんです。(そりゃ話せるようになってほしい、という前提はありますが)ですので米英豪のような英語ネイティブの国で育てたいとか、数年留学させればいいかなとかは思っていません。
色んなアイデンティティの人がいて、それぞれの家族の言語があって、共通語として英語を使っていますよ、という環境が理想でそれがまさにマレーシアなんです。
マレー系はマレー語を、中華系は広東語や普通話を、インド系はタミル語やヒンディー語を、そして英語でお互いにコミュニケーションをとる。まさに理想の環境。
シンガポールは多民族国家で発展していて魅力的ですが物価が高く生活が厳しい…。
メリット
- 多文化多民族国家
- 日本より安くインターナショナルスクールに通わせることができる。学校の選択肢も多い
- 生活費も安い
デメリット
- 今まで多くの日本人がマレーシア移住に利用してきたMM2Hビザの条件変更があり、移住が難しくなった
- 現地採用で働く場合、日本で働くより給料が低くなる可能性が高い
候補となるビザ→就労ビザ、MM2H(長期滞在ビザ)、ラブアン法人設立など
マレーシアの教育事情や学校の種類などについても先ほどの本に詳しく書いてあります。
タイ バンコク

マレーシア一択だったのですが、コロナ禍でビザの条件の改悪があり、移住が厳しくなりました。
それに伴い考えたのがタイです。
早速タイではマレーシアからこぼれだした移住者の囲い込みのため新しい制度を始めています。
🇹🇭タイが富裕層・専門家向け長期ビザ制度を承認✨
— REI🇹🇭@タイランドピックス (@thailand_picks) September 15, 2021
●対象グループ
①高所得者(年収880万、資産1億円)
②裕福な退職者(50歳以上、年収440万)
③タイ拠点に仕事する人(ノマド)
④各分野の専門家(研究者)
●特典
①最大10年長期ビザ
②労働許可
③90日レポ免除
④海外所得税金免除
⑤土地所有権 pic.twitter.com/J8gon4S6BF
しかしタイはタイ語なんですよね(当たり前)。欲を言えば英語が不自由なく通じるところがいいです…。
かつ色んなエスニシティが混在している都市がという私の理想からは少し離れます。
でもタイってご飯もおいしくていいところですよね~。
メリット
- 物価が安いので、インターナショナルスクールの学費や生活費が安くなる
- ビザがとりやすい
デメリット
- 公用語が英語ではない
- 多民族国家ではない
- 現地採用で働く場合、日本で働くより給料が低くなる可能性が高い
候補となるビザ→ロングステイビザ、就労ビザ、タイランドエリート
ドイツ ベルリン

こちらもマレーシア移住の厳しさから出てきた候補地!
ベルリンはヨーロッパの中でも比較的物価が安く、また移住者も多い多国籍な都市です。
私たちはベルリン住みます芸人です!
— けんご@ヘルステック🇮🇱 (@aka_kengo) December 6, 2018
・物価安い
・治安いい
・街が清潔
・アジア料理レストラン多い
・焼肉とラーメンもレベル高い
・シャワー暖かくて水圧強い
・公共交通機関時間通りに来る
・英語通じる
・ヨーロッパにしては人種が多様
・教育機関無料
要するにベルリン最高。 pic.twitter.com/25j6BJNVxq
一番のポイントは私立校や一部の学校を除き、大学まで学費が無料なこと。
言語はもちろんドイツ語ですが、街では英語も広く通じ、移民が多いために学校でもドイツ語の補習クラスなどがあるようです。
しかし、移民が多いとはいえ東欧から来ている人が多く、やはりヨーロッパですので、アジア人差別が気になります。
親(わたしたち)はいいとしても、子供は自分で望んで日本を出たわけではないのに差別されるという経験を多感な時期にしてほしくない…。
そこが悩みどころなのと、寒いのが苦手なのでしり込みしてます…。笑
メリット
- 先進国でインフラも整っている
- 学費が原則無料
- ビザを取りやすい
- 一定の条件を満たすと永住権がとれる
- 現地採用の給料水準が高い
デメリット
- 英語が通じるとはいえドイツ語が必要かも
- アジア人差別があるかも
- 寒い、冬が長い、冬季は日が短い
候補となるビザ→就労ビザ、フリーランスビザ
移住候補地が決まらないときにできること
いかがでしたでしょうか?
こんな感じでまだまだ迷っています。住んでみたい国、魅力的な都市はたくさんありますが物価の水準やビザの関係も考えると候補地は絞られてきますよね…。
どこに住むのかによって、どのくらいお金をためておいたらいいのか、ビザの取得、就労先など準備期間が変わってきますのでしっかり考えていきたいところです。
我が家はサイドFIREでの移住が理想のため、今はひたすらに資産形成と語学を頑張っています。
隙間時間にできるネイティブキャンプを利用して英語学習を続けています。
できることからコツコツ準備していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!


※ネイティブキャンプは申込日を1日目と数えて7日目の23:59までに退会手続きを行わない限り、自動的に6,480円が引き落とされ本会員に移行するシステムですので、他のオンライン英会話も比較したい人などは注意しましょう。